一輪車・後ろに落ちないようにするための工夫 〜その2〜
ペダルやクツに気を使うことも必要ですが、もっと大切なことはできるだけ後ろではなく前に落ちるような乗り方をすることだと思いました。命がかかってますから、真剣です。
前に落ちるときは、後ろに落ちるときに比べ、ペダルに重心もかからないし、ペダルの引っ掛かりが少ない。つまりペダルから足をはなしやすいのです。
仮に転んでも前に落ちるのであれば、足を下ろしやすいだけでなく手を前に出して受身を取ることができるのです。本来なら重症のところ、軽症で助かります。
後ろに落ちる原因は、重心が後ろに寄っているからです。サドルの位置がタイヤの真上、もしくはほんの少しだけ後ろにある状態がベスト。初心者の場合、意識しないと重心は中心より後ろにかかってしまうようです。
無理に重心を前方にかけるのは不自然ですが、お腹を前に出す感じで背筋を伸ばしたら、体重が後ろにかからなくなりました。
また、一輪車の降り方ですが、初めのうちは前から降りるようにします。前から降りる習慣をつけておけば、重心が後ろになることもなくなってきます。
後から気づいた反省点
私の場合、しばらくの間、重心がやや後ろによってしまう、いわゆる腰が引けている状態でした。まだ乗れもしないのに、前進の練習と同時にアイドリングやバックの練習までやってしまったからかもしれません。
よけいな練習をしてしまったため、普通の初心者よりも後ろに転ぶことが多かったということに、後から気づいたのです。いつも大切な事は後から気づくのです。
でも、遠回りをしながら少しずつ乗れるようになってくる快感は、すぐに乗れちゃった人には分からないでしょうね。