一輪車・後ろに落ちないようにするための工夫 〜その1〜
一輪車は安全なスポーツだという話もありますが、体が重くて固い大人はもちろん、子供だって大きなケガをする可能性がないわけではありません。
特に後ろに落ちたときは腰から落下して、さらに後頭部も打ちます。
後ろに転ぶ瞬間、サッと足をペダルから下ろすことができればいいのですが、ペダルから足を下ろすことができずに背中から落ちたことが何度かあります。
なんでペダルから足を下ろすことができなかったのでしょうか?実は、足を下ろそうと思っても、足がペダルからはなれなかったのです。
滑り止めを削る
転ぶ直前のバランスを崩した状態では、サドルにかかっていた体重がペダルにかかってしまうケースが多く、足が持ち上がりません。持ち上がらないばかりか、足をずらすこともできません。体重がかかっている上にクツが滑り止めにモロ引っかかってしまうからです。
特に新品のペダルは、使い込んだペダルに比べ、滑り止めが角ばっていて、まったく滑りません。そこで私はペダルの滑り止めの出っ張ったところを半分くらい削りました。だいたい1年くらい使ったペダルと同じ減り具合です。
そしてクツ底のデコボコが大きいスニーカーをやめて、小学生が学校で使っているスクール上履きを買うことにしました。26センチという大人のサイズがあるかどうか心配でしたが、とりあえずイトーヨーカドーに行ってみました。
まだ新しい滑り止め(削る前)
滑り止めを半分くらい削った後
スクール上履きを探す
大人サイズどころか、イトーヨーカドーの靴屋には学校用の上履きがありませんでした。しかし時季が良かったのでしょうか、店内をさまよっていたら、「入学お祝いセール」というコーナーがあって、ズラーッとたくさんの上履きがならんでいるではありませんか。
順番に見ていくと、26センチを発見!入学したばかりで26センチを履く子供は一体どんな子なのかが気になりましたが、感激でした。レジで少し恥ずかしい気がしましたが、恥ずかしいモノを買う経験だけは豊富なので助かりました。
滑り止めを削ったペダルと「入学お祝いセール」で買ったスクール上履きのおかげで、ケガが少なくなりました。でもまったく後ろに落ちなくなったわけではありませんでした。